ひっぴいえんど♪

友だちのブログ pineapplife で紹介されていた和幸のアルバム“ひっぴいえんど”。
朝、お弁当を持たせ家族を見送って、犬の散歩もすませ、やれやれとパソコンの前でコーヒーカップを手にしたところで、このタイトルが目に飛び込む。
あわやキーボードにコーヒーをぶちまけてしまうところだった。
やってくれましたね、加藤和彦さん・坂崎幸之助さん。
はっぴいえんど、をもじったアルバム「ひっぴいえんど」は全篇、シャレだか、ジョークだか、パロディだか何だかわからない遊び心満載なのに、ここまで真剣にやってしまえるオサレで大人な余裕。・・・好きだなぁ。
早速、アマゾンでポチっとして、翌日には手元に。
久々に、ライナーノーツを隅から隅まで眺めつつ、しっかり歌詞までチェックして、ヴィンテージギターの音色にしみじみする。
これを聞いていたら、今まで思い出したこともないようなことが、溢れるように思い出されて、しばしタイムスリップしてしまった。
中でも、昔のテレビ番組「ヤング720」なんて、懐かしいフレーズが飛び出してきたことに我ながらびっくり。その頃わたしはまだ小学生か中学生ぐらいだったと思うけど、毎朝、この番組を見るのが楽しみで楽しみで。
当時フォークルの北山修さんと加藤和彦さんが司会をしていて、若者が大人たちの世相を語り合う「ヤング朝食会」なんていうのもあったんだよなぁ。
まだマイナーだったフォークソングや、海外のポップスなんかもたくさん紹介されて、この番組の影響はかなり大きかったんだと、今になって思う。
青年は荒野をめざす・・・もしかして、めざし過ぎて、未だに荒野で迷子になってる・・かもしれない自分を見つけて愉快でした。